アイスランドに住んでいて分かったいいところ！アイスランドってどんな国なの？

2024年10月25日2024年10月31日

アイスランドは美しい自然、環境に優しいライフスタイル、そして独自の文化が根付くユニークな国です。アイスランドに住んでみると、観光だけではわからない「いいところ」がたくさん見えてきます。ここでは、アイスランドで暮らして感じる魅力とアイスランドの生活について詳しく解説します。

アイスランドで過ごす中で僕が経験した、さまざまな発見や学びを共有していきます。豊かな自然、地元の食文化、そして何よりも、この地でのシンプル充実した生活の楽しみ方をお届けしたいと思います。

アイスランドに興味のある方の参考になれば嬉しいです。最後までお付き合いください！

1. 手つかずの美しい自然とアウトドア文化

壮大な自然が身近にある

アイスランドは火山や氷河、温泉、滝、オーロラなど、他の国では見られない壮大な自然が至る所にあります。レイキャヴィークのような都市部から少し車を走らせると、すぐに大自然が広がり、アウトドア活動が身近です。ハイキングやキャンプ、温泉巡りなど、休日に自然の中でリフレッシュすることが生活の一部になっています。

環境に優しい生活スタイル

アイスランドは、環境保護への意識が非常に高い国であり、地熱発電や水力発電といった再生可能エネルギーでほぼ全てのエネルギーをまかなっています。家の暖房やお湯も地熱エネルギーを使うのが一般的で、地球に優しい生活が根付いています。こうした環境意識の高さは、日常生活の中で自然とエコロジーを感じられるアイスランドの良さです。

2. ワークライフバランスが非常に良い

短い労働時間と休暇の多さ

アイスランドでは、ワークライフバランスが非常に重視され、労働時間が比較的短く設定されています。多くの企業で週4日勤務制が試験導入され、残業もほとんどなく、勤務時間外に仕事の連絡を受けることも稀です。アイスランドでは効率的に仕事をこなし、プライベートの時間を大切にするという文化が根付いています。

男女平等と育児支援の充実

アイスランドは男女平等が非常に進んでいる国で、特に育児休暇制度が充実しています。両親がそれぞれ3か月の育児休暇を取れる制度があるため、男女共に家庭と仕事の両立がしやすく、家族を大切にする社会が形成されています。このような環境は、働く親にとっても子育てがしやすく、安心して家庭生活を楽しめる要因となっています。

3. 強いコミュニティと助け合いの精神

人と人とのつながりが深い

アイスランドは人口が少なく、国全体で37万人ほどしかいません。そのため、コミュニティが小さく、人と人との距離が非常に近いのが特徴です。多くの人が互いに顔見知りで、地域イベントや文化活動が盛んに行われています。アイスランドの人々は互いに支え合う精神を大切にし、困ったときには助け合うのが当然という意識が根付いています。

移住者にも親しみやすい

アイスランドは移住者にも親しみやすく、フレンドリーな国です。観光客や移住者に対しても温かく接してくれる人が多く、現地の文化や言葉を学ぼうとする姿勢を示すと歓迎されます。英語も広く通じるため、アイスランド語が話せなくても基本的なコミュニケーションに困ることは少なく、アイスランドの暮らしに馴染みやすい環境が整っています。

4. 安全で平和な生活環境

世界有数の治安の良さ

アイスランドは、犯罪率が非常に低く、世界で最も安全な国の一つとされています。暴力犯罪が少なく、警察官も通常は銃を持たずに勤務しています。また、夜間に一人で歩いても危険を感じることが少なく、特に女性や子供にとっても安全な環境が整っています。安心して生活できる治安の良さは、アイスランドで暮らす上での大きなメリットです。

健康で豊かな生活が送れる医療制度

アイスランドの医療制度は公的負担が充実しており、基本的な診療や緊急医療が安価で受けられるため、健康面でも安心して生活が送れます。また、自然食品や健康に気を使った生活が広く浸透しており、健康志向の人にとっても心地良い環境です。

5. アイスランドならではの文化と季節行事

豊かな伝統と「アイスランド・サガ」

アイスランドは歴史的に「サガ」と呼ばれる物語が数多くあり、ノルマン人によって書かれた中世の物語が今も受け継がれています。サガはアイスランドの歴史や神話に基づいており、現地では多くの人々が誇りを持っています。また、アイスランドにはユニークな季節行事があり、特に冬のクリスマスシーズンには13人のサンタクロース「ヨウラスヴェイナル」が登場し、伝統的なクリスマスの雰囲気が楽しめます。