MENU

【お盆準備】お盆のお供えは市販のお菓子でも平気?選ぶときのマナーと注意点

お盆が近づくと、実家への帰省やお墓参りの予定を立てる人も多いですよね。

そのときにふと気になるのが、「お供え、何を持っていけばいいの?」ということ。

特にこんな疑問、ありませんか?

  • 「お菓子って市販品でもいいの?」
  • 「コンビニで買った和菓子はマナー違反?」
  • 「熨斗(のし)は必要?」
  • 「そもそもどんな種類のものが良いの?」

この記事では、そんなお盆のお供えに関する疑問を、具体的な例とともに詳しく解説していきます。

初めての方でも、これを読めば安心してお供えを選べるようになりますよ♪

目次

市販のお菓子でも問題なし!ただし選び方には配慮を

お盆のお供えに、市販のお菓子を選んでも問題なし

結論から言うと、お盆のお供えに、市販のお菓子を選んでもまったく問題ありません。

現代では手作りや高級品でなくても「心を込めたお供え」であれば、どんな形でも失礼にはあたりません。

実際、多くの家庭や法要でも、スーパーやデパートで購入した和洋菓子がそのままお供えされています。

ただし、なんでもいいというわけではなく、「お供えとしてふさわしい」ものを意識して選ぶことが大切です。

次に、避けたほうが良いもの・選ぶときのマナーをご紹介します。

お供えにふさわしいお菓子と、避けたほうがいいもの

際ほどお話しした通り、お盆のお供えに市販のお菓子を選んでも、問題ないことがわかったところで

ここから更に、お供えにふさわしいお菓子と、避けたほうがいいものについて詳しく見ていきましょう!

おすすめのお菓子(選んで間違いなし)

  • 日持ちのする和菓子(羊羹、最中、落雁など)
  • 個包装された焼き菓子(カステラ、バームクーヘン、サブレなど)
  • 地域の銘菓・昔ながらのおやつ
  • お茶と一緒に食べやすい品(せんべい、あられなど)

お供えは、あとでご家族や参列者が「お下がり」としていただくのが習わしと言われています。

そのため、分けやすさ・食べやすさ・衛生面を意識すると、非常に喜ばれます。

私の家では、祖母がいつも「切らずに配れるものがいいね」と小ぶりで個包装された最中を用意していました。

お参りのあとにお茶と一緒に出すのが定番で、親戚の子どもたちにも好評でした♪

避けたほうがいいお菓子

  • 賞味期限が極端に短いもの(生ケーキ、生菓子)
  • 香りが強すぎるもの(チーズ・ミント系のお菓子など)
  • 派手すぎる・キャラクター系の包装
  • 肉・魚など動物性の素材が強いもの(精進に反するため)

特に、生菓子や冷蔵が必要な洋菓子は、お盆の期間中に傷みやすく、仏壇に長く置けないため避けるのが無難です。

「お供えらしさ」を大切にするご家庭では、カラフルすぎる見た目や香りが強いお菓子は避ける傾向があります。

熨斗(のし)や包装、どこまで気を配ればいい?

お供えのお菓子を買うとき、熨斗(のし)やラッピングも気になるポイントですよね!

熨斗(のし)や包装について、詳しく見ていきましょう!

熨斗紙は必要?

  • 目上の方や正式な仏前法要には 「黄白の水引」 の熨斗紙をかけるのが丁寧
  • 表書きは 「御供」または「御仏前」
  • 下段には自分の名字を記入

親しい親戚の家など、カジュアルな場面では熨斗を省いても問題ありません。

ただし、そのまま手提げ袋ごと渡すのではなく、簡易包装でも一枚紙をかけるなど、丁寧さは忘れずに。

ラッピングについて

お盆用としてお菓子を買う場合、販売店で「仏事用の包装で」と伝えると、落ち着いた色味のラッピングにしてもらえることが多いです。

市販品をそのままお供えする場合でも、包装が派手すぎないかだけチェックしておくと安心です。

お供えのお菓子はいつ渡す?どこに置く?タイミングと作法

お供えのタイミングや置き方についても、基本的なマナーを押さえておきましょう!

渡すタイミング

  • 法要前またはお参り前に「お供え物としてお持ちしました」と一言添えて渡す
  • 仏壇のあるご家庭では、玄関で渡さず、仏壇前で渡すのが丁寧

お供えの置き方

  • 仏壇がある場合:中央手前にそっと置く(他の供物とのバランスに配慮)
  • お墓参りの場合:墓石の前に紙を敷いて、その上に置く(供えたあとは必ず持ち帰る)

お供えしたまま置いて帰るのは、マナー違反になることがあるので注意です!!!

まとめ

ここまで、お盆のお供えに関する疑問や基本的なマナーまで見てきましたがいかがでしたか?

お盆のお供えに、市販のお菓子を選んでもまったく問題ありません!

ただし、次のような点に気をつけると、より心のこもったお供えになるので復習しましょう!

◼︎ポイントまとめ

  • 市販品でOK。ただし日持ち・見た目・香りに配慮を
  • 派手すぎる包装や生菓子は避ける
  • 仏事用の熨斗紙や包装があると丁寧な印象に
  • お供え後は「お下がり」として食べやすいものがおすすめ
  • 渡すタイミングと場所は仏前で、あいさつを添えて

手作りや高級なお菓子でなくても「故人を想う気持ち」「手間を惜しまない心」があれば、十分に伝わります。

今年のお盆は、ちょっとだけ気配りを意識したお菓子選びで、ご先祖様にも、ご家族にも喜ばれるお供えをしてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次